アポディアの歴史

ミラノで画家として活動していたマウリツィオ・ロッシは1979年、子供たちを育てるため、自然と伝統がいまだ残り、バイオダイナミック農家が多く集まっていた中部イタリアのウンブリア州ジョーヴェに移り住みました。 夫妻は地域の子供たちのための絵画教室を開くかたわら、7ヘクタール弱の土地を耕して、バイオダイナミック養蜂と、バイオダイナミック農法によるハーブ栽培を始めました。
その後、長女エリーザがアレルギーだったことが転機となり、ミツロウで肌をケアする軟膏の製造を始めました。自家製のオーガニック・ハチミツやプロポリスを使用したこの製品は、「アトピーや敏感肌でも安心して使える」と評判を呼び、ベストセラーになりました。

もともとオーガニック化粧品のユーザーだった夫妻は、既存のナチュラルコスメはストイックなイメージが強く、使いづらいと感じていました。そこで、自分たちが安心して毎日使える、使用感と効能、そしてなによりも素材の生命力が躍動しているかのような、高い精神性を持った製品を目指し、新しいスキンケアラインの開発を始めました。
妻オルネッラの薬草学の知識と、マウリツィオの学んできた人智学の考え方を深く掘り下げ、バイオダイナミックという有機農法で育てられた生命エネルギーの高いハーブやハチミツの力がボトルの中まで極限に保たれ、身に付けた人間に内在する「生命の力が本来の輝きを放つことのできる化粧品」を理想に掲げました。
アントロポゾフィー(人智学)医学や、自然療法に基づいた素材や処方、調合や製法の地道な研究を重ねた結果、1998年に養蜂とハーブ栽培農家のメリットを生かした新しいオーガニックコスメ、「アポディア」が生み出だされました。
作り手の心が反映された「永遠の清らかさ」を持った化粧品だけを製品として送り出す、という思いで生産しています。 2003年にはデメターの有機認証を取得し、さらなるレシピの改良につとめています。